学校の先生の歌唱研究部会で講座をしました

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ちょっと時間が経ちましたが
先日、埼玉県の高校の音楽の先生の歌唱研究部会で
アレクサンダーテクニークの講座をさせていただきました

約15名ほどの先生にご参加いただきました

ありがとうございました^^

参加者の方々の興味がわかってるときは
そういった情報も取り入れながら
内容を組むんですが

今回は歌唱研究部会という情報だけだったので
どんな内容にしようかなぁと
お話が決まってから一人考えてました

はじめはアレクサンダーテクニークの原理を紹介してー
やっぱりInhibition、Directionは外せないよね~
プライマリーコントロールはどれくらい説明しようかなー

なんて考えてて。

私的、真正面からのレクチャー+体験の構成に
しようかな?とプランを進めてたんですが

やっぱりきました
3日前からの怒涛のインスピレーションが!

だいたい講座とかWSをするときって
前もってちょっとずつプランしてるのに
3日前くらいになると
急に全然違うことをひらめく 笑

そうすると準備してたものをポイっとして
短い時間で(バタバタ)準備しないといけないので
ちょっとちょっと!もうちょっと前にきてよ!

と前は思ってたんですが。
今はそれ込みで準備するようになりました 笑

でもこのひらめき。
自分の中で熟成されてたものが
なんとなく形になって意識にのぼってきた!
って感じなので頼りにしてます
だいたいいつも採用^^

で、今回もインスピレーションがやってきまして
テーマからがっつり変更しました

今回は「深い音楽しよう」

 

この”深い”は自分自身の深いところから出てくる音楽という意味

心や身体が忙しい状態で
少し表面的になってる自分から出てくるものでなく
自分や周りの人、世界(環境)と静かに繋がったところから
生まれてくる音楽をしよう、と。

今回は歌唱研究部ということだったので
私の中でそういうテーマになりました

それに合わせてレクチャーの内容も変更
ワークではセルフワークをたくさんしてもらって
積極的に自分に働きかけてもらいました

プランしてるときは
初めてATに触れるにしては
「なかなか攻めたプランになったな…」
とどきどきもしてたんですが

蓋を開けたらなんのその

驚くほどセルフワークでみなさん変わっていく

一人ひとりが変わるともちろん世界も変わって

人の間に自然と繋がりが生まれていきました

私もまだまだプライマリーコントロールがなんなのか
見えてないことの方が多いと思うけど
それでもあの時は

プライマリーコントロール、働いてるなぁ

と思う何かがありました

 

この状態で歌ったらどうなるかな?
ということで、みなさんが知ってる曲
「翼をください」を歌いました

出てきた声は、感想でもあったけど
邪念がない声
私にはとてもnobleに聞こえました

あの声は出そうと思ってだせるものじゃない

人間てすごいよね
こういうところから生まれてくる音楽
いいよね、したいよね

と改めて思う一日になりました

 

企画してくださった先生
ご参加いただいた先生方

ありがとうございました

お役に立てていれば幸いです